《来来往往一東京海派書画院、上海書画院 作品交流展》

 

主 催:東京海派書画院 中国文化センター

共 催:上海書画院  

会 場:中国文化センター

( 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-5-1 37森ビル1F)

期 間:2018年3月12日(月)~3月16日(金)

     開幕式時間: 12日午後3:30  

開幕式の後に両書画院の書画家代表が交流する為揮毫します。

 

中国の書画芸術は時代の流れと共に変遷することによって、多様多彩な流派と作風が作り出されました。19世紀に開放的な経済、文化背景と地理的な優勢を兼ね備える上海は書画芸術の発展に新たな契機をもたらし、卓越した大家が次々に現れ、中国書画界に新境地を切り開いて行きました。それが中国近代美術史上に高い評価を誇る「海上画派」です。海上画派の書画芸術は中国のみならず、日本の書画界にも大きな影響を及ぼしました。特に書、印、画一体に集大成する呉昌碩は没後90周年の昨年、日中両国で多数の記念展が開催され、その人気には圧倒的なものがあります。

その後、日中両国間の書画の交流が頻繁に行われ、海上画派の伝統を受け継ぎながら、新風を引き起こす多数の優れた書画家を輩出しました。幸いなことに新海派の大家に直接指導を受けてきた私たちは改革開放のおかげで国を出て、三十年の間日本で学習、創業しながら、様々な芸術様式と遭遇して来ました。そして、東洋精神は私たちの土台であり、中華文化は私たちの本源であることを改めて認識したのです。私たちは故郷と連携し、海上画派の芸術を振興させるべく「東京海派書画院」を立ち上げました。昨年、上海書画院と提携して、「来来往往ー東京海派書画院、上海書画院交流展」を上海博源美術館で共同開催し、想像を超える大きな反響をいただきました。

百年余りの「海上画派」の歩みをかえりみると、時代の変遷と共に大きく変化してきましたが、伝統を大事にしながら新しい道を切り開き、そして芸術を極めてゆくという精神に変わりはありません。それこそ私たちが学ぶべき最も大切な真髄であります。


2015年中国美術館にて「夢从東方来」と言う展覧会が開いた際に、中国中央テレビCCTVの撮影取材を受けた様子。

2015年12月14日中国中央テレビCCTVの「華人世界」と言う番組にドキュメンタリーが放映された。

翰墨写僑心 同繪中國夢一深圳市第二届侨界名家艺术邀请展  2019年8月于深圳博物馆